2008年06月13日

ゆめ

『ゆめ』

 こんな夢を見た。

 あたしは空を散歩していた。空の上から見るあたしの街は、あたしの街じゃなくて、なんだか半透明のゼリーに包まれている。人々はちょっと動きづらそうで。でもモノはそんなことなさそう。
 
 あたしはドロップを舐めながら、ふわふわそんな街を眺めてた。そしたら、だんだん、人々の背中から透明な糸?がするする生えてきて、それが人と人を結んで、最後には全部繋がってしまう。
 
 あたしはそれを見てなんだか愛おしい気持ちになって、くすくす笑いが散らばっていった。そのくすくすは、ゼリーの中にポチャン!ポチャン!と落ちて、そのうち溶けて消えていってしまう。
 
 アシタ、アシタ、ちょっとこれ見てよ。あたしはそのポチャンポチャンをアシタに見せたくなって、彼を呼ぶけど、アシタはどこにもいないみたいで、あたしの呼びかけはふわふわ漂うばかり。

 あたしはだんだん不安になってきて、ドロップも溶けて涙に変っていった。そして、今度はそれが大きな水たまりになって、池になって、最後には海になって。あたしは、ぷかぷか浮いている。

 あたりはピンクと水色が混じりあったようなモヤに包まれていた。あたしが一人で浮かんでいると、うさぎが一匹泳いできて、お嬢さん、いったい今、何時の気流に乗っているんだい?と聞く。

 あたしが、その質問の意味が分からなくて困っていると、うさぎは、おっと時間だ、実はこれから誕生日パーティーに行くんだよ、と言うと、耳をぴんとして走るようにして行ってしまう。
 
 うさぎはドアを開けて行ってしまう。ドアの向こうをチラッと見たけど、・・・きっと、あれは小麦畑だろうな。きらきらしてる。もっとよく見ようと目を凝らしていると、キュポンと音がした。

 キュポン?何の音かしら?あたしの声、ここではよく響く。そのうちに、キュポンはキュルキュルになって、水がどんどん減っていく。あれ、なぁんだ、あたしペットボトルの中にいるみたい。

 あたしの視界はズームアウトしていって、あたし自身を見ている。あたしはほんとにペットボトルの中。そのペットボトルを持って、水の飲んでいるのは、アシタだ。なんだ、やっぱりいるんじゃない・・・

そこで目が覚めた。
posted by bonnie at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 言葉遊び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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